教員紹介

准教授 秋葉 剛史

現代英語圏の形而上学(なかでも性質論)に軸足をおきつつ、心、真理、道徳といったテーマについて考えています。もう少し具体的には、次のような問いに特に関心があります: 性質は普遍者か個別者か、さまざまな心的性質をどのようなものとして理解すべきか、真理とはどのような性質なのか(そもそもそれはまともな性質なのか)、善や悪といった道徳的性質をどのようにして世界の中に位置づけるべきか(そもそもその種の性質は存在するのか)、等々。またこれらの問いについて考える際、19‐20世紀ドイツ語圏における初期現象学派の洞察を活かすことを目指しています。 詳細

連絡先:takiba@chiba-u.jp

 

教授 和泉 ちえ

専門はAncient Philosophy and Science. 古代ギリシアにおいて、自然探究(ペリフュセオース)とマテーマタとフィロソフィア相互の関係が如何なるものであったのか、その具体的内実を、テキスト解釈から得られる証拠に基づいて能うる限り詳細に再構築することを基本的課題としている。現在は主としてピュタゴラス学派とプラトンの関係に研究の重点をおいている。 詳細

連絡先:chiye@faculty.chiba-u.jp

 

教授 内山 直樹

専門は中国哲学・中国古典学。中国の伝統学術の基礎が築かれた秦漢時代を中心に、学者の生態や習慣、学問の体系や制度、口授や著述の方法など、学的な営みをとりまく具体的環境の解明を通して、“学説史”的な見方では捉えにくい学術の構造の把握に努めている。特に古代中国における著述行為の意味について、序文・タイトル・作者名、また増補や改作といった事例を手がかりに考えている。授業では諸子百家や漢代の思想を取り上げ、中国的思考の特質を探っている。 詳細

連絡先:uchiyam@chiba-u.jp

 

助教 立花 幸司

これまでずっと「一度きりのこの人生をどう生きればよいのか」を考えてきました。そこから、「よい人生とは何か」そして「そもそも〈よくなる〉とはどういうことか」へと思考が広がり、そうした切り口から倫理学上の諸問題に取り組んでいます。専門としては、人として素晴らしくあることを徳として捉えた上で、徳ある人となることを論じた古代ギリシアのアリストテレスの倫理学、そしてその考え方を現代に復権させた徳倫理学(virtue ethics)という立場から、この問題を考えています。また、生命医療倫理、脳神経倫理、宇宙倫理などの応用倫理の観点からもこの問題にも取り組んでいます。

 

教授 山田 圭一

「私は何を知っているのか」という懐疑論的な知識の哲学の問題から出発し、「何かを見るとはどのようなことか」といった知覚の哲学、「言葉の意味とはどのようなものか」といった言語の哲学の問いを主に考察している。とりわけ、知識・知覚・言語の文脈依存性と相互依存性に関心があり、ウィトゲンシュタインや現代英米圏の分析哲学の哲学者たちのテキストに依拠しながら、私の世界の捉え方がどのような仕方で変化していくのかを考えている。さらに近年は大学以前の哲学教育についての理論や実践について考察を行いながら、哲学と教育との関係についても考察している。 詳細

連絡先:kyamada@chiba-u.jp